リンクをクリックして別のページへ移動することができます。リンクを作成するには
<a>hrefリンク先がインターネット上別のWebページの場合は URL を入れます。
例:Googleへのリンク
<a href="https://www.google.com/">Google</a>リンク先が自分が作成している同じフォルダにある場合は、相対パスを入れます。
例:自分が作成しているポートフォリオサイトの作品ページへのリンク
<a href="works.html">Works</a>パスとは、コンピュータ上でのファイルの場所を表すものです。パスには絶対パスと相対パスの 2 種類の表し方があります。Webでは基本的に相対パスを使います。
コンピュータのファイルシステムは階層構造になっています。絶対パスは、階層構造の基点となる場所からのファイルの場所を表す書き方です。そのコンピュータ内での場所なので、別のコンピュータにファイルを移動させた場合は、変わってしまいます。Web サイトで使うファイルは、Web サーバーにファイルをアップロードすることが前提なので、絶対パスは使用しません。
相対パスは、あるファイルからのファイルの場所を表す書き方です。2 つのファイルの位置関係によって決まるので、2 つのファイルの位置関係さえ保っておけば、別のコンピュータにファイルを移動させても変化しません。Web サイトで使うファイルは、Web サーバーにファイルをアップロードすることが前提なので、相対パスを使用します。
リンクとパスを理解するために、以下のような構造のファイルを使って演習を行います。zipファイルをダウンロードしたら解凍してデスクトップに移動し、Visual Studio Codeでフォルダを開きます。
 
    ファイルは移動させないで、以下ができるようにコードを書き加えてみましょう。
次の 4 つは自力で考えてみましょう。
CSSなどでHTMLの要素を選択するセレクタには、以下のようにたくさんの種類があります。
| 種類 | 例 | 説明 | 
|---|---|---|
| 全称セレクタ | * | 全ての要素を選択する。 | 
| 要素セレクタ | p | 要素名で要素を選択する。 | 
| classセレクタ | .example | class属性で要素を選択する。 | 
| idセレクタ | #example | id属性で要素を選択する。 | 
| 複数セレクタ | ul, ol | 複数の要素を選択する。 | 
| 子孫セレクタ | nav ul | ある要素の要素を選択する。 | 
参考:CSS セレクター - CSS: カスケーディングスタイルシート | MDN
全称セレクタはユニバーサルセレクタとも呼ばれ、セレクタに
*/* 全ての要素に適用する */
* {
  box-sizing: border-box;
}要素セレクタは、
bodyh1pimg/* 要素の名前でスタイルを適用する */
body {
  margin: 0;
}
img {
  max-width: 100%;
}classセレクタは、特定の
class.classclassclassidclass例:
htmlでclass属性をつける
<p class="sub">段落</p>cssでclassセレクタを指定する
/* class属性で要素を指定する */
.sub {
    color: gray;
}idセレクタは、特定の
id#idididid例:
htmlでid属性をつける
<h1 id="title">タイトル</h1>cssでidセレクタを指定する
/* id属性で要素を指定する */
#title {
  background-color: #ffeeee;
}複数のセレクタを
,/* 複数の要素にスタイルを適用する */
ul, ol {
  padding-left: 1.5rem;
}複数のセレクタをスペースを開けて書くと、ある要素の中に含まれる特定の要素だけにスタイルを適用することができます。
/* 例:ul要素の中のli要素 */
ul li {
  list-style: none;
}このほかにも、セレクタには様々な要素の指定方法があります。
基本的にCSSは上から順番に読み込まれていくので、後に書かれている内容で上書きされます。
ただし、セレクタの書き方には詳細度と呼ばれる優先順位があり、優先順位の高いものが適用されます。セレクタの書き方を組み合わせると複雑になりますが、以下の原則を覚えておきましょう。
idセレクタ > classセレクタ > 要素セレクタ参考:カスケードを理解する
HTMLは基本的に、内容によって適切な要素にする(適切なタグで囲う)必要がありますが、デザインのためにいくつかの要素をグループ化したり、特定の部分だけデザインを変えたりしたい場合があります。
そういった場合は、特定の意味を持たない要素である
divspandivspanHTMLの
div<!-- 要素をグループ化できる -->
<div>
  <h1>
    見出し
  </h1>
  <p>
    本文
  </p>
</div>HTMLの
span<p>
  文章の中の<span>一部分だけ</span>を囲むことができる。
</p>中央寄せのテクニックを紹介しておきます。HTMLで中央寄せしたい要素を
div<div class="container">
  <!-- 中央寄せしたい内容 -->
</div>widthmax-widthmarginauto.container {
    width: 100%;
  max-width: 40rem;
  margin-left: auto;
  margin-right: auto;
}中間課題
以下の条件で1ページの自己紹介ページを作成する。自己紹介の内容は自由。
提出日:第6回 6/7(水)
授業中に提出。提出方法は授業中に指示します。